心が喜ばない結果が手に入る、反応会話
「反応会話」という言葉を聞いたことはありますか?
カウンセリングを勉強されている方なら耳にされたことがあると思います。
実は私たちの多くが「反応会話」が引き起こす人間関係にストレスを感じているのです。
どういうことでしょうか?
四コマ漫画でみてみましょう。
「さあ私、頑張ったし、ケーキ食べよう~と」と冷蔵庫を開けたら・・・
実は・・・このA やB のパターンが「反応会話」なのです。
ケーキがない出来事は、あるはずのものがない自分の期待外れの状況なので、
誰もがイヤだ!と思い反応はします。
ですが、反射的な対応はあなたが望む結果にはなっていませんよね。
これが習慣化すると・・・
- 伝わらない
- 理解されない
- 関われない
- 育てられない
- 自分が嫌いになる
- 相手を受け入れられなくなる
といったストレスのある重苦しい関係性を築きます。
あなたにも、心あたりがあるのではないでしょうか?
では反応会話をやめて、「心に嘘をつかない表現」をする自分を取り戻していくには、どうすればいいのでしょうか?
完成形を目標にしない
「心に嘘をつかない表現」と言っても、それほど簡単なことではありません。
自分のことが一番、分からないからです。
ではどうすれば、心に嘘をつかず、信頼関係を築いていけるのでしょうか?
しなやか自分軸講座では、出来事から起こる「反応」を見つめ、自分と相手の状態を見極めて、建設的に話し合いができる人になっていく事を目指しますが、その完成形を一気にすることを目標にしていません。
完成形を目標にすると反応することがいけないこととインプットされ、避けようとしてしまい悪循環が起こります。悪循環は心が分からなくなります。
少しずつ自分軸を明確にしていく
反応することを避けようとするのではなく、まずは出来事から起こる「反応」を、自分と対話するチャンスと捉えることからスタートます。
こうして、自分自身や自分以外の人との率直な対話を重ねていくと、自分軸。
すなわち自分の判断基準が明確になってきます。
反応会話から軸対話へ
このように、心に嘘をつかない表現= 内外一致の対話をし、自分軸のある対応をすることを、軸対話と言います。
まとめますと、
- いつも今この瞬間を大切にします。
- イヤだと反応することを止めようとするのではなく、自分軸に気づくきっかけとします。
- 反応した後の反射的な会話習慣を、軸対話習慣に変え心が喜ぶ行動にします。
すると、自ずと心が喜ぶ結果を手に入れていきます。
心が喜ぶ行動とは対立を避けることではありません。
軸対話では力を必要としない対立の解決法をとります。
その過程で自分軸が明確になります。
心に嘘をつかない「率直な人間関係」では、意見や考え方が違ってくるのは当然だからです。
こういったコミュニケーションの考え方や結果までの過程を総括して「軸対話メソッド」と言います。
しなやか自分軸講座で学べること
軸対話の習慣は一度には身につきません。
楽しく少しずつ身につけていくために、しなやか自分軸では様々な講座を提供しています。
複雑な心をシンプルに!
これを親( リーダー) が自ら実践し、子ども(部下)に伝えていこうとすることで、軸対話ができる子どもたち(部下たち)が育まれ、自分で物事を考えられる、自立した人が育っていきます。
反応会話ではなく軸対話の習慣に変えて、心が喜ぶ日々を送れるように、徐々に変化させていきましょう!
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