反応会話というのは、出来事が起こった時に反応して反射的にする会話のことです。
人間関係での分かり合えないストレスは、性格や人格というその人そのものではなく、お互いの話し言葉が見極められていないのです。注目ポイントは「会話」。
私たちの多くが「反応会話」が引き起こす人間関係にストレスを感じています。
どう言うことでしょうか?
4コマ漫画で反応会話と軸対話を確認!
あなたは掃除の後、自分へのご褒美のために
ケーキを買って冷蔵庫にしまっていました。
「さあ私、頑張ったし、ケーキ食べよう~と」と冷蔵庫を開けたら・・・
実は・・・この A や B のパターンが「反応会話」なのです。
Aは攻撃型:イヤだ!困った!と思った瞬間に言葉を発しています。
Bは沈黙型:イヤだ!困った!と思った瞬間に様々なことが頭を駆け巡り色々考えて沈黙を選びます。
Cは天然型:イヤだ!困った!と思ったけれど相手は私のことを思ってくれていると思える天然な人がたま〜におられます。^^
Dは率直型:イヤだ!困った!と私が困ったと判断し率直に私を表現します。
このDの率直型が軸対話対応です。
それぞれの結果も見てください。
反応会話は心が喜ばない結果となりやすい
ケーキがない出来事は、あるはずのものがない期待外れの状況なので、 誰もがイヤだ!と思い反応はします。
ですが、AやBパターンの場合の
反射的な対応はあなたが望む結果にはなっていませんよね。
これが習慣化すると・・・
・伝わらない
・理解されない
・関われない
・育てられない
・自分が嫌いになる
・相手を受け入れられなくなる
といったストレスのある重苦しい関係性を築きます。
あなたにも、心あたりがあるのではないでしょうか?
見せかけのアイメッセージ
「私はどちらかというと率直型だな」
と思っても発する言葉が
「ケーキを食べるなんて信じられない!」
「誰が買ってきたものだと思っているの!」
となると、
「あなた、ケーキを食べるなんて信じられない!」
「誰が買ってきたものだと思っているの!」を
裏を返せば「あなたが買ってきたんじゃないでしょ!」
主語にあなたがつくので「あなた(ユー)メッセージ」であり、見せかけの「アイ(主語が私)メッセージ」なので率直とは言いません。
「率直型のアイメッセージ」難しそうですね^^
軸対話を学ぶと徐々に理解し実践できるようになります。
私はどのタイプ?というより
人にはそれぞれ会話の癖、パターンがあります。
a:Aパターンが多い
言い過ぎた!と反省しながらつい言っちゃう
b:Bパターンが多い
揉めるのはイヤ、嫌われるのもイヤだし
、めんどうなので我慢
c:どちらもあるAやBのパターンの繰り返し
どれもしんどそうですよね。
あなたがいつも使う言葉はどのパターンが多そうですか?
まとめ
「反応会話」は、出来事が起こった時に反応して反射的にする会話のこと。
「反応会話」はストレスのある重苦しい関係性を築く。
そして心が喜ばない結果となりやすい。
今回は、誰もがイヤだと思いやすい事例でした。
日々繰り返させる出来事は
どちらが困っているのか混在して
区別しにく状態です。
区別しにくい日常こそ軸対話メソッドが有効です。
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