として、コーチングやティーチングを活かすには
手前の段階である『実況中継する』ことが大切だとお伝えしました。
なぜ、手前の対応が必要なのか?
- 悩みの自覚と考える時間を与えることができる。
- 悩んでいるかどうかお互いが確認できる。
- 手前の対応を忘れて質問や提案をすると、
違うメッセージを伝えている。
3、違うメッセージを伝えているとはどう言うことでしょうか?
親切心で言った言葉もゼロ段階を踏まずに、
タイミングがずれると相手は違うメッセージを受け取ります。
相手はこう思っています。
- そんなことは分からない!
- 今はそんなことを答えたくない!
- そんなことがわかっていたら悩まない!
- そんなことを言いたいんじゃない!
- 素直に言ったら怒られる。
- なぜそんなことを言うの?と不安になる。
- その方法じゃないとダメなんだ。
- やってくれるならもういいや。
のどれかを思っています。そして
手助けのはずが、伝わっているのは、、、、
- 尋問されている。
- 攻められている。
- 聴いてくれていない。
- 自分の悩みはどうでもいいと思われている。
として
- 問い詰められ自分を見失う。
- 混乱し自分で考えることを放棄する。
- 劣等感や未熟さを感じさせる。
- 自分には解決する力はないと思わせ、依頼心を生むか反抗心を生じる。
これは相手の考え方や捉え方が悪いのではなく
ゼロ段階で質問や提案をするからです。
なので、そのうち相手はあなたと
コミュニケーションそのものを止めたくなります。
そうなることは本意ではないですよね。
なので
ゼロ段階では、質問や提案しない方法で
相手が問題解決の道を探る手助けをします。
それが実況中継であり、アクティブリスニングです。
(他にも方法はあります)
相手を助けたいという想いが通じるように
ゼロ段階を見逃さないということが大事です。
なぜ質問ではなくアクティブリスニングが有効なのか?
それは悩みの状態には大きく3段階あるからです。
次回です。
追記
親は、子どもがうまくできないことには敏感で、つい口を出してしまいがちです。
もっとうまくやれるほうがいいと思って提案したり、提案がヒットするように質問したり、してしまいがちですが、その思いやりが裏目に出てしまっています。
想いが届かないのは勿体無いですよね。
親は、子どもがうまくできないことには敏感で、つい口を出してしまいがちです。
もっとうまくやれるほうがいいと思って提案したり、提案がヒットするように質問したり、してしまいがちですが、その思いやりが裏目に出てしまっています。
想いが届かないのは勿体無いですよね。
軸対話を知るまでは、相手が困っていたら、質問や提案やアイデア、分析など、した方がいいと思っていました。でも違うんです。
悩みの状態には段階があったんです。
しなやかにね( ̄ー☆
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しなやかな軸で関係が築ける人になる
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子
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