日々反応しなければ冷静に対応できるのだし、反応しない人になった方がいいと多くの人は思いがちです。世の中には感情をコントロールする系統の本が溢れていることがその証拠です。人はイヤだと感じ続けているとしんどいので無かったことにしたり、考えないようにしたり、捉え方を変えたり、消そうとしたりします。
反応しない人になることが本当にいいのでしょうか?
反応はなぜ起こるのでしょう?
反応なんてしなければいい!!と言っても
反応はイヤかイヤじゃないかのどちらかです。
簡単にいうと好きか嫌いかしか記憶に止まりにくいですよね。
反応しないと言うことは、今は気になっていないと言うこと、今は自分には関係ないと判断されたものです。
反応は今の自分にとって必要なことだから反応している。
(禅問答みたいですね^^)
反応はしたくて反応してる
想像してください。
あなたが昨日1日で気になったことは何ですか?
例えば昨日、赤いものはいくつありましたか?
な〜んて、勝手に聞かれても覚えていないですよね。
なんども言うようですが
私たちは気になるものしか気にしない
反応したくて反応してるんです。^^
反応したくて自分の何かを知りたくて反応しているにも関わらず
なぜ反応しているのか見極めもせず
反応そのものを無いようにするのは無理があると思いませんか?
反応することが悪いのではない。
反応するから人間関係に支障が起こるのではありません。
支障が起こるのは反応そのものではなく
反応して反射的に会話することで支障が起こる。
なのでしなやか自分軸では反応会話から軸対話習慣へとお伝えしています。
反応していることに気づくメリット
軸対話では自分がイヤだ困ったと思った時「どっちが困ってる?」と問いかけます。前回は一呼吸置ける習慣が最初に身につくと言いました。これは相手との関係でのメリットです。
「どっちが困ってる?」と自分に問いかけると自分へのメリットがあります。最初に気づけるメリットです。それは何だと思いますか?
考えておいてください。次回です。
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