なぜ相手が不機嫌になる?!vol.4解決編1

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前回の続きです。

▼前回
なぜ相手が不機嫌になる?!vol.1事例編
なぜ相手が不機嫌になる?!vol.2前置き編
なぜ相手が不機嫌になる?!vol.3会話解説編

 

前回は裏メッセージを伝えていると解説しました。

 

じゃあどうすれば良かったのか!?
あなたメッセージを伝える前の段階でいいんです。

 

あなたメッセージが出るということは、
それ以前に心の中で考えていることがあるんです。

それをそのまま正直に表現すればいい、

 

 

例えばこんな風に、、、、

 

お腹空いたからQ’smallでミスド行こうとしたんやけど、途中で見かけた百均に寄って買い物したら、電車に乗ってもうて、乗ってからミスドはどこ?ってなってん。
ははは(笑)買い物で満足してもうたんや

 

 

本当は
「電車に乗ってから思い出したんだ」(繰り返す)
「思わず電車に乗って焦ったね」(言い換える)
「めっちゃお腹空いてしんどいんちゃうん」(氣持ちを汲む)

ですが、ここで解読を失敗したとしても、
まだいつもより自分のことを知ろうとして言ってくれたことは
伝わっているので娘は

 

 

 

お腹空いた

 

お腹が空いているなら、直ぐに食べたいであろうから甘いものがいいだろうと考えて

 

カプリコの頭あるで(チョコレート菓子を差し出しながら)

 

と言った。

 

(首を振る)

 

そうか、お菓子ぐらいじゃお腹は満たされないよね、なら

 

パン食べる?

 

と言った。

 

ちゃんとしたご飯食べたい

 

そう、ちゃんとしたご飯が食べたいほど
おなかがすいてるんだったらカレー、、、でもなあ〜

 

カレーならあるけど、嫌いやろ?
豚の薄切りあるから何かしよか?
でも、私が作る生姜焼きは嫌いやろ?

 

私では思いつかないから、教えてほしいなあ〜

 

 

ね。母親の表現された言葉を避けて
心の中の言葉での会話でも成り立つと思いませんか?

 

親は娘の心を受け止めていないのではなく

 

受け止めているけれど、
それが伝わらない表現をした

 

娘の言葉を受けて

 

最初に感じた→判断した→言った言葉

 

なのだが、最初に感じたことを判断して表現することで
間違ってしまうのであれば、
判断をやめればいい
ということなんです。

 

だって最初に感じているんですよ。

 

惜しいでしょ。

 

この会話の仕方を98%の親はしていると聞きました。
身近な人との会話はこんなことでスレ違い信頼を失うことが多いのです。

 

 

心を読み取り、心を伝える

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そして会話は、この1、2で成り立つ

 

 

1、表現:言語・非言語メッセージ
→言葉・態度・表情・外見

 

 

2、心
→思い・欲求・価値観・在り方

 

 

よくスキルは関係ない在り方が大事といいます。
でも思いや在り方があっても、表現の仕方を間違えたら元も子もないじゃないですか。

だから私は表現の仕方、スキルにこだわるのです。
テクニックではなくスキルです。

 

 

1、2が連携(対話軸)し合ってこその会話なのですが

親やリーダーや何か役割を持ったり
大人になるにつれて1、2の連携(対話軸)が悪くなる、、、、

 

 

なぜ??悪くなるのか???

氣の効いたことを言わないといけない
正しいことをいわないといけない
負けてはいけない
勝ってはいけない
迷ってはいけない、
心の中を言ってはいけない
そのままではいけない
ちゃんとしないといけない
思いやりをもたないといけない
怒られる、嫌われるのはイヤ

 

 

経験や知識を積むことで思考やアイデアが浮かぶので
1、2の間に独自判断が入り一つか二つ先回り言葉を言う。

 

独自判断で歪めずに対話軸判断で素直に表現する

 

なので
あなたメッセージを伝える前の段階でもいいんです。

 

 

ですが「伝える前の段階の素直な氣持ち」に
氣付けないんですよね〜

 

 

だからストレス発散ワーク(吐き出しワーク)や
自分会議が必要なんです。

 

 

ひとまず、この状況になった親子関係で親は
どんな関わりができるかといえば、、、、

 

 

これしかありません。
次回です。

 

▼次回
親が本当に伝えたいことを伝えるためにvol.5解決編2

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しなやかな軸で関係が築ける人になる 人間関係改善コンサルタント しなやか自分軸研究所@所長川西未来子
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