アクティブリスニングをするという場面は、
相手が困っていて解決の手助けをしたほうがいいかな?と思う時です。
自分自身が身体的に辛い状態や時間がない時は
相手の話を聞くことはできません。
聞けない理由は色々あるのですが、
その中で上位3位が以下です。
聞けない3大理由として
- 言ってはいけない
- 感じてはいけない
- これでは変わらない
と思って、ネガティブワードが相手に言えないと、
聞くこと自体ができないので
アクティブリスニングはしにくいですよね。
こんな聞き方がいいと分かっていても
聞けないということはありませんか?
そんなとき考えられることは、、、、、
アクティブリスニングが言えない背景には何があるのでしょう?
【言ってはいけない】
価値観が刷り込まれているので、禁止ワードがある
↓
相手は自分と違う別人格だと認められない
【感じてはいけない】
溜め込みす過ぎた言葉により感じないようにしている
↓
抑圧がすごく相手には相手の視点があり、相手特有の感情や欲求があると思えない
【これでは変わらない】
聞いてもらった経験がないので、ずっと続きそうで変わらないのではないかと不安になる。
↓
相手が自分自身で解決できると信じられない
ということが考えられます。
これらがあると反応しやすく
頭でわかっても腑に落ちていないのです。
もう少し詳しく説明を続けますね。
価値観の刷り込みについて
人の話が聞けない時と言うのは、
知識やスキル不足の側面もありますが、
多くは価値観の刷り込みによると考えられています。
(この価値観はほんの一例です)
例えば、”しっかりとした子ども”に育てる!というと
- 我慢できること
- 一人で頑張ること
- 弱音を吐かないこと
- 人に迷惑かけないこと
を、できる子どもに育てるパターンになりがちです。
そうやって育てられた人も多いでしょう。
確かに社会生活を送る上で、これら4つは必要なことです。
ほとんどの人はこれらの価値観を何の疑いもなく、「正しいもの」として受け入れています。
でもこれらの価値観は、子どもに(大人にとっても)生き辛さを与える側面があることに気づいている人は少ないのです。
相手を許せない・禁止ワードの一例
「我慢できること」という価値観を強く刷り込んでいる人は…
↓
「我慢できない人」を見ると、その我慢できない態度が許せない。
「一人で頑張ること」が大切だと叩き込まれた人は…
↓
「一人で頑張れず途中で諦めてしまう人」や
「他者にすぐに助けを求める人」を目にするとイライラします。
「弱音を吐いてはいけない」と言われた人は…
↓
すぐに泣き言を言う人が許せない。
泣いている状態を見ていられない。
「人に迷惑をかけないこと」が当たり前になっていると…
↓
人に迷惑をかける人
人に甘えられる人を見ると腹が立ってきます。
その逆もあり、
我慢できない自分はダメだから
目の前の我慢できない人が許せない
頑張りきれない自分はダメだから
頑張っていない人が許せない
強くなれない自分を見ているようで辛い
自分の中に、正しいと思って刷り込まれた
価値観が多ければ多いほど、
他者や自分に対して許せないことが増えてきます。
反応すると対応も間違えるし
自分自身も感情に任せた対応をしてしまうと
自己嫌悪に陥ります。
なので、反応を止めればいい!と考えがちなのですが、
反応がある時、しな軸では”吐き出しワーク”というのをします。
なぜ吐き出しワークなのでしょう?
次回です。
まとめ
あなたの価値観、
それは本当に大事なものですか?
スキル的な面で、できない!と自覚した時
想いが詰まっていそうですよね
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