「イヤばっかりある!」と言う人も「イヤはあんまりないけど、、、」と言う人も「好きなことが分からない」と言う。どちらにしても話を聞くと「本当の自分のイヤに気づいていない」と言うことがあります。だから軸対話を知って、イヤに気付きやすい自分になっていきます。
イヤを知るとなぜ好きなことがわかるのか!?
不思議ですよね。
普通はワクワクしたことをしよう!
ときめくことをしよう!
とにかくやってみよう!と、言います。
そのことを否定しているのではなく順番があると言っています。それはワクワク感やときめき感は、欲求やその行動への想いがわかってからでも遅くないと言うことです。
ただその反対も大人の場合は有りです。まずワクワクしたこと、ときめくことをして、その行動を見ると、自分が何を望んでいるのか、どんな欲求があるのかわかる、と言うこともありです。
要は、ワクワクがわからないと言うほど自分の欲求を抑えてしまっていた人は自分のイヤから始まってもいい、と言うこと。
イヤがあると言うことは、何か自分が大切にしたいものか、何か満たしたい欲求が満たされないからイヤだと思う、、、つまり自分軸の裏返しだからです。
イヤイヤ期で欲求を確かめている
子どもから反抗されると親はこう言います。「じゃあ何がしたいの!」と、それが分かっていたら反抗しないんですよね。また禅問答みたいですか?!
自我の芽生えの時、人は反抗します。
(正確には好きを確認している行動)
第一反抗期と呼ばれる2〜3歳の時「イヤイヤ」とよく言います。
今まではなんでもなかったことが自我の芽生えによって「イヤ!」だと気付いた→いいと思っていたけど、それじゃなかったと気づく→じゃあ何がしたいのだろう?と考えて→これがしたかったんだ!と気づく、この段階を踏みます。
イヤ!と言って、自分の欲求を確かめているのです。
イヤ!は原始脳が働いている証拠です。
何も人に当たりたいからではありません。
したいこと!や好きなこと!と言うのは、欲求に気づいてからでないと分からないものなんです。
それを大人になってからしてもいい
優しくていい人であればあるほど、
腹を立ててはいけない、
迷惑をかけてはいけない、と
空気が読めれば読める人ほど、
欲求を要求と間違える大人によって押さえつけられてきました。
自分の欲求に気づこうとする時に、それを押さえ込んでしまったら好きなことやしたいことが分からない人になってしまうのです。
だからイヤに気づいて、本当の奥の奥の声を拾ってあげるといいですよね。
軸対話を知ると自分のイヤに気づきやすくなります。
それは、本来の自分を救うために必要なことなんです。
イヤなことが満載の身近な関係を自分軸を明確にする機会とする
幸い身近な関係ではイヤなことが満載で逃れようにも、逃れるすべもなく日々襲ってくると言う機会があるなら、それを逃すなんて勿体無いです。自分軸に気づく機会にしましょう!そして心地よい自分らしい人間関係を築くのです。
今、誰かとの関係でイヤだと感じていること、しっかり書き出しましょう!
それが、好きなことがわからない時にすることの最初の一歩です。
同時に誰かとの関係でイヤじゃないことも書き出しましょう!ね。
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