心についてーvol.5ーありのまま、そのまま、心のままって何?

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子育ては、子どものありのままを受け止めましょう
自然体でありのままがいいですよ。

 

『ありのままに』
『そのままに』
『心のままに』

 

そんなふうに言われると

  • えっ、本当にそれだけでいいの?
  • そんなことをしたら野生児になってしまうかも…
  • 社会生活ができないんじゃないの?
  • 子どもが将来、困ることになりますよ…

と、不安になりませんか?

 

「ありのまま」「そのまま」「心のまま」
これは何のことを示しているのでしょう?

 

 

分かるようなわからないような、、、、、
おそらくその言葉を口にした人によって、理解や解釈は微妙に異なるでしょう。

 

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しなやか自分軸では

『ありのまま』を認めて
『そのまま』表現しようとしたら
『心のまま』に、なっていく

と、言っています。

 

 

ですから『ありのまま』『そのまま』『心のまま』という言葉をよく使うので定義しておきます。
(*言葉を定義するのは議論して広げるためで、狭めるためではありません)

しなやか自分軸流『ありのまま』

今現在しなやか自分軸での「ありのまま」は、現在の状態のことを言います。

 

反応している自分も自分です。
上辺の目的を持った自分でも自分です。
まずはしっかり反応していることも認めます

 

 

反応会話から軸対話へというと

 

なぜか

  • 反応することがダメなこと
  • 精神的影響は伝わりにくいからダメ、

など、「イヤだ」と思うことが「ダメだ」と思う方がおられます。

 

 

イヤは宝
伝わっていないようです(;´▽`A“

 

 

ありのまま=今在るまま=現状把握
と解釈してもいいかもしれません。

 

『ありのまま=今、在るまま』とは

  • 今の私は偽っている、ありのままじゃない…
  • 本当の私はこうじゃない…
  • 着飾ることって、ありのままじゃない…

と、よく聞きませんか?

 

例えば、
今、嘘をついていたとしても、「嘘をついている状態である」と言う、ありのままの状態です。
今、その洋服を着て、「今、存在している」なら、ありのままの状態です。

 

 

「ありのまま」=「今、あるまま」です。

 

 

もし今、あなたが「こんな私はありのままではない」と思うのであれば、それは解放された窓(ありのまま)の範囲が狭いのかもしれません。

 

「解放された窓」という言葉を使いましたが、なんのことかご存知ですか?

しなやか自分軸での根底の考え方の一つなので、ジョハリの窓の解説を加えます。

 

ジョハリの窓(ありのまま)

ジョハリの窓とは、心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) が提案した考え方です。
この2人の名前から「ジョハリの窓」と呼ばれています。

 

私たちが認識している「自分」は、「自分が知っている自分だけではない」というのです。
例えば、「あなたって、几帳面よね~~」と言われて驚いたりする場合、自分が知らない自分との出会いとも言えますね?

 

ジョセフさんとハリーさんによれば、人間には4つの窓があると言います。

 

【A】解放された窓(ありのまま)
自分自身が知っていて他人も知っている自分

【B】盲目の窓(主に外見)
他人は知っているのに自分は知らない自分

【C】隠された窓(自己開示)
自分は知っていて他人は知らない自分

【D】未知の窓(才能、天命の窓)
自分も他人も知らない自分

Aの窓が開けば開くほどDの才能の窓が広がると言われています。

 

窓全体を含めて「ありのまま」です。
【A】の解放された窓が狭いと、他人との認識の違いに苦しみます
解放された窓が広ければ広いほど「ありのまま」の自分だと認識できます。

 

自分のことを本当に分かりたいのであれば、他人と関わっていく必要がるということも表しています。

 

今の「状態」が「不本意」でありながらも、どうしたら良いのか分からず途方にくれていませんか?

では、今の状態が、本音では不本意だという方もおられますよね?
その場合「現状をしっかり見つめる」ことができず、このようなことを感じていませんか?

  • 改善する必要があるのかどうかも分からない
  • どう変化したいかも分からない

つまり先に説明した「ジョハリの窓」でいう、「解放された窓」を広げるにしても、今のありのままを認め、現状把握ができなければ、次のステップが踏みにくいのです。

 

 

もし今「ありのままじゃない」と思うのであれば、

  • どこがどう、ありのままではないのですか?
  • どう見られたいのですか?
  • どんな自分を知ってほしいのですか?

そういったことが、あなたの中で理解できていますか?

 

 

今の状態が不本意なら、知って欲しいように表現し、伝えていかなければ、不本意さは解消されないのです。
だからこそ今、「嘘」だろうと「不本意」であろうと、「今在るまま」で人と関わって、「人と対話すること」「自分がわかってくる」のです。

 

しなやか自分軸の『そのまま』を理解し、「ありのまま」を知り、「心のまま」の結果を受け取るために

そのままというのは

  • そのままを観る
  • そのまま聞く(実況中継)
  • そのまま伝える

と、軸対話ではよく言います。

 

「そのまま」とは、「今、この瞬間」認知など “判断” を加えない、「そのまま」です。
これは「認知やメンタルモデルの部分を取り除いて、観ましょう!」と言っています。
具体的には、出来事や事象を、ビデオで撮るように「観る」「聞く」ということをします。

 

そのまま観よう!
そのまま伝えよう!

として、軸対話を実践していると

 

『ありのまま』にたどり着き「心のまま」の結果がやってきます
ああーこれが「ありのままの心」で、「心のまま」で楽チンなんだ。
と言う状態です。

 

まとめ

  • ありのまま=今在るまま=現状把握
  • ありのままを認めないと言うことは、自分自身を否定すること
  • 「ありのまま」を認め、現状把握ができれば、次のステップが踏みやすくなる
  • 「そのまま」は、出来事や事象をビデオで撮るように観ることから始める。
  • そのまま聞こう!そのまま伝えよう!と、軸対話を実践していると『ありのまま』にたどり着き「心のまま」の結果がやってくる

 

追記:
教えないこと」の不安解消に、少しはなりましたか?

軸対話の実践は、相手に教えることが極端に減ります。
シンプルすぎて、こんなことで本当にいいのか?!
と不安になる方が多い
のですが、
今まで教えすぎて上手くいかったのです。

「ありのまま」は「現状把握」。

人の成長は現状把握から始まると思っても過言ではないでしょう。

 

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しなやかな軸で関係が築ける人になる 人間関係改善コンサルタント しなやか自分軸研究所@所長川西未来子

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