トップ中のトップが受ける研修をご存知ですか?
トップから15% に入らないと受けられない研修というのがあります。
そこでは何をしているのか!?子育てというのは人財育成でもあります。なので調べてみたのです。それを知って余計に軸対話が今の時代に必要だと思いました。
ビジネスの問題はコミュニケーションに関すること
トップ中のトップも言います。『ビジネスで 起こっている問題の根本的な原因の 7割から8割は コミュニケーションに関すること』だと。このコミュニケーションについて研修するときは、いろいろな演習をするそうですが、全てに共通するポイントは「コミュニケーションは、双方向の情報のやり取りによって成立する」という一見当たり前に思えることを体験してもらう。というのです。つまり対話し合うことがコミュニケーションなんです。
対話し合うコミュニケーションのためには価値観の再検討と明確化、そして「内省する力」経験から教訓を導き出す力こそがビジネス・パーソンの基礎能力としてもっとも大切な能力であると言われてるのです。
自分が何を、なぜ大切にしたいのか?!
そしてこのようにも
ご自身の価値観についてしっかりと考え抜いたことはありますか? 個人の価値観については一章でも触れましたが「自分が何を、なぜ大切にしたいのか」がわからないまま、やみくもにMBA を取得してみたり、青い鳥を追い求めて転職してみたりする危なっかしい人をたくさん見てきました。
日本の学校教育のせいでしょうか、我々日本人はどちらかと言うとHOW に目が行きがちです 。社会人になってもその癖が抜けません。私の所にグローバル人材育成についてご相談に来られる日本企業の幹部の方々は、その質問のほとんどが「どのように」という HOW に関することです。
「 なぜそういうことをしているのですか」という WHY や「何のために」というをWHAT FORの質問は、ほとんどいただきません。 この「なぜ 何のために」と言うことを考える思考様式や議論の進め方などは、我々日本人が西洋人から学べる「洋才」の一つでしょう。 彼らは逆に「どのように」と言う部分で緻密さに欠けるところがあります。 世界に冠たるトヨタ生産方式に代表されるようなシステムを生み出すのは、我々日本人の特技です。
もうお分りのように、もしわれわれ日本人がその精神の部分、価値観を中心とした「和魂」をしっかりと認識し、誇りを持って世界に打って出られたなら、それはもう鬼に金棒です
成功する人と失敗する人
成功する人
・柔軟性
変化への対応力といっても良いと思います。別の言葉で言えば適応力です。新しい職場環境や仕事対人関係などに柔軟に適用できるかどうか。
・社会的責任
チームの一員として他のメンバーに対して協力的であり貢献することができるかどうか。他者に対して配慮ができるかどうか。
・対人関係能力
他者と良い人間関係を構築し維持できるかどうか親しみやすく他者に対して優しく接することができるか。
この3つについてもし全て赤信号であるとすれば相当高い確率でその人はビジネスキャリア状、失敗します。つまりこういう人です。
失敗する人
・環境が変化してもそれについて行くことが出来ず自分の考えや行動をその変化に適合させることができない。新しいアイデアは歓迎できない 。
・チームメンバーのことなど関係ない。自分が一番大事で、社会的な貢献についても関心がない他人が困っていても無関心。
・ 人と接するのが嫌い親しみやすさのかけらも無い近寄りがたい雰囲気をいつも醸し出している 。
こんな三拍子そろったひどい人はいないと思いますがどれか一つでも赤信号或いは黄色信号が付いている場合でも要注意です(P47〜P48)
著者は言います。
これらを克服するために必要なことは、、、、、先述の決定的な失敗要因は性格ではなくスキルであるということですつまり性格を直すと言った大問題ではなくスキルを身につければそれで良い話なのです。
このスキルというのは自分自身を意識化において身につけていくものということです。
軸対話って世界最高機関の研修なんですよ。^
コミュニケーションをノリが良くて同意されやすいことを言って、笑いあえるような軽いものと思っていたら違いましたね。この本でも言われているように「コミュニケーションは、双方向の情報のやり取りによって成立する」のです。つまり対話できる人財が重要だということ。
人間関係でトラブったというときやトラブルと感じるとき、自分の考えが受け入れられなかったと悲観することや激怒しているとき、ほぼ対話していないと思いませんか?!私は、、あの頃は、していなかった、軸対話を知るまで諦めることが多かったと思います。
そして対話には「内省する力」が最重要事項のようですね。
気になる方は本をお読みください。
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