人間だれしも「イヤだ」と思うことはある
人間であれば誰でも「イヤだ」と思うことがあります。
でも人をサポートしている人は、自分自身の【誰でもが “イヤだ” と思うこと】を、おざなりにしやすいんです。
それは「相手を受け入れらない」という言葉が大げさなので、見落としていることがあるからです。
人間であれば誰でも「相手をイヤだ」と思うことがあります。
何だと思いますか?
子育て中というのは時間に追われています。
しかも多くは自分のためではなく、人のために動いていることが多いですよね。
そもそも人は、外部コントロールを嫌う
外部コントロールというのは、他者から自分の思考や行動をコントロールされることです。
人は他者から、意に沿わないことや、したくないことを指示命令されるとイヤなのです。
※そもそも人間は、自分のエネルギーと時間を奪われることは、イヤなことなんです。
自分のエネルギーと時間を使うのは「行動」です。
行動を、他者からコントロールされていると思うと、「イヤだ」と思って当然です。
その「行動」を「母性」という訳のわからない理由で縛ってはいけないし、自分にも呪いをかけてはいけないんです。
女性性というのは確かにありますが、これは男性にもあります。
(人間というものを知った方がいいですよね)
外部コントロールではなく、自分の意識で自分の行動を決める行動整理
ですから「行動」を、自分がしたい行動に変えていくということを、しな軸では行動整理の仕方としてお伝えしています。
基本的な行動整理の仕方としてしな軸では、まず最初にこの部分を理解してもらいます。(行動を決めることも様々な思い込みがあり、直ぐにはできないかもしれません。あしからず(^^;)
- したいことをする。
- したくないことはしない。
- した方がいいと思っていて、してしまうことは「したいこと」としてする!
例を挙げますね。
こんな方がおられました。
じゃがいも剥くという作業。
させられている、いやいややっていると思っていた。
でもよく考えると、「『美味しい』と言われると、すごく嬉しい!そのためにこれを作っている」ということに気づけた時、いつもの作業がイヤじゃなくなりました。
でもこれは人によって違います。
「そう思いなさい!」と言っているのではなく、なぜその行動をするのか、その理由は人によって違い、思考や工夫も違ってくるということです。
多くの人は、この行動整理をしていません。
なので自分の行動に、翻弄されています。
これも心を複雑にしている一つの原因です。
自分の意志で行動を決定するために、まず始めに自分の「イヤだ」と思う気持ちに蓋をしない
その他、「感情」や「欲求」は日々動いているし、相手によって、また環境によって、その場面に至るまでの過程によって、私たちの心は常に動いています。
(夕食を作るまでの過程がありますよね)
私たちは動いている。
人間は一貫していない。
子どもに対しても「イヤだ」と思うことはある。
数人いれば、苦手な子どももいる。
親だって「感情」もあるし、「欲求」もある。
行動だって「自由にしたいんだーーーーー!」と叫んで見ましょう!^^
自分の「イヤだ」と思う気持ちに蓋をせず、素直に認めると次の対策が取れるようになります。
ですが、多くの人が自分の「イヤ!」に蓋をして、ストレスフル状態なので、とっさの判断で間違えます。
日常の中の、自分の「いや・困った」に対応していないと、相手の「イヤ・困った」の時に対応ができず、信頼を失いやすいのです。
人は間違えることや失敗することをすごく嫌がり怖がるので、前置きが長くなりました(^^;
私たちは常に相手に「わかってほしい」と思っています。
でも伝え方を間違え、相手に聞く耳がないと伝えることもできません。
ということで、相手が「困っている時の対処」を、次回からします。
今回の記事を動画でもまとめましたので、ご覧ください。
おまけ
じゃがいもの皮を剥く作業のように、日常の中に「小さなイヤ」は潜んでいます。
あなたにも1つやふたつ、思い出す「イヤ」があったのではないでしょうか?
イヤはイヤで良いんです。
無理にイヤじゃないことにしなくていいし、「じゃがいもの皮を剥かなくてもいい」と、やらなくて良いことにしなくても良いんです(^^)
無理やりそんな風に思いこませても、心が窮屈になるだけですからね。
イヤの中にある、自分の中にある「想い」に気づいたら、自分でも驚くほど行動している時の意識が変わりますよ(^^)
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2018年4月19日(木)10~13時
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natsuさんより
お久しぶりです
イヤだと思う事、多いです。
でも、親だから我慢しないといけないというか、環境的に我慢させられてるというか。
子どもが病弱ですぐに休むんですが、義母に任せると病気の事を理解せず言われる言葉に傷つくので任せられず、自分一人で我慢させられてる気分になります。何か言われても無視したらいいんですが、気にしてしまって。ひどい母と思われたくないんですよね。義母は、価値観は変わらないだろうし、アドバイスのつもりの言葉も私の批判に聞こえてしまい受けいれられないです。
親も自由にしたいけど、なかなか解決作がみつからないでいます。
もっと、自由にしたいんだ❗
natsuさん、
お久しぶりです。
我慢させられていると感じると辛いよね。
頼りたいのに頼れず、自分一人で頑張っている。
義母に態度を改めてほしいけれど、それは無理だし、、、
義母の思いやりも
心がいっぱいいっぱいのnatsuさんにとっては批判に聞こえる。
自由になりたいのになれず突破口が見えない。
もっと自由になりたい、自由にしたいよ〜〜〜〜〜ですね^^