感情をコントロールせずに、コントロールする?
感情をコントロールせずにコントロールする方法、それが吐き出しワークです。
吐き出す意味は、頭の中や心の中に溜め込んだ多くの言葉を吐き出して、本音と自分自身を見つけることです。
吐き出しワークの【利点1】
自分自身で居られる
そのためには「イヤだ困った」と感じたことを、まず認める!
そして出す!
すると、当初の原因や切っ掛け、本音も見つけ、それさえも出し切れば…
本来のあなたが見えてきます。
自分自身が見えてきます。
例えば、怒りの感情の第一次感情が無力感だったとしましょう。
なぜそんなに無力感を感じるのか?!
本当に無力感を感じる必要があるのか?!
本当はどうなりたいのか?
どうで在りたいのか?
ここまで掘り下げると自分自身が見えてきます。
そこまで出し切ると、感情を無理にコントロールせずとも、すぐに本音に気づくので、いつも心は軽やかで自然に穏やかになります。
吐き出しワークの【利点2】
ボキャブラリーが増える
ネガティブ感情を吐いて吐いて、書いて書いて、見るのがイヤなら破って捨てて、書いているうちに、ただの言葉、記号だということに気づきます。
書いて捨てても、書いたものは何となく記憶にはあるので、人のネガティブ感情の記号化した言葉のボキャブラリーが増えているんです。(記号については後で説明します)
書いて書いてすること、本音を見つめるその途中経過が、そのまま身近な人のネガティブを言葉にできる人になっていくということでもあります。
吐き出しワークの【利点3】
自分に対しても、自分の話が適切に聞ける。
自分に対しても、自分の話が適切にきけるようになるので、セルフマネジメントにいいのです。
感情はコントロールしなくても、セルフマネジメントできるようになる方法があるのです。
ただ吐き出しワークの実践は、今まで感情を抑えてきた人にとってはかなり難解です。
ですが、方法はあるということです。
セットのやり方と注意点
- 必ず自分の味方でいること!
- 吐き出しと癒し、ネガティブとポジティブはセットです。
吐き出しの後は必ず、今日あった良いこと、ラッキーだったことを思い出してください。
人と関わりたいと思っている方にはオススメです。
このワークは、
- 人と関わりたい人
- 自分軸を見つけたい人
- 軸対話を実践したい人
にはオススメです。
ですから、
- 人との関わりを避けたい人
- 自分軸で生きたくない人
には、お勧めできません。
良い悪いということではなく、無理をしないでください。
人は自分の身を守るために、記憶をなくしてしまうこともあります。
自分を守るために感情をなくそうとした人もいます、時期がくれば、したくなります。したくなったときにはやり方があるということです。
人と関わりたいのであれば、感情をコントロールしようとして無理をしなくても良い方法があるということです。
セルフマネジメントの方法でもある「吐き出しワーク(自分会議初級)」。
興味がありましたら講座かコンサルを、受講してくださいね。
今回も皆さんからのご意見等、コメントをいただけると嬉しいです(^^)
今回の記事を動画でもまとめましたので、ご覧ください。
おまけ
何をするにも無理はしなくて大丈夫です。
世の中、いろんな方法がありますから(*^-^*)
このしなやか自分軸のメソッドは、「人と関わりたい」という思いがないと、難しいのです。
それは、本格的に自分を見つめ続ける作業にもなるからです。
ま、結果的には身軽になるのですけどね(^^)
講座のお知らせ
2018年4月19日(木)10~13時
2018年5月12日(土)10~13時
最新記事 by 川西未来子 (全て見る)
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.3 - 2018年4月9日
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.2 - 2018年4月7日
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.1 - 2018年4月5日
このワークを先日カウンセラー養成講座で行ないました。初めは、セルフイメージが全然出てこなくて頭を抱えていましたが…。一つ一つ紐を解いて行くうちに、ここかぁって自分の感情のネガティブな部分が出て来て、それを浄化する如くポジティブに変更することが出来て。なんか宝物をたくさん見つけたみたいに楽しくて。こんな楽しいことあったんだっけ晴れ晴れしてます。
もっと早く気付けば良かったって感じです。
まゆみさん、
セルフイメージ、、、ということは、リフレーミングのワークをされたのでしょうか。
リフレーミングワークで宝物を沢山見つけたんですね。
リフレーミングワークは、個人の思考の偏りのバランスを整えるのにいいですね。
吐き出しワークは、バランスを取るためではなく、新しい脳でごちゃごちゃ考えていることを全て解放し本来の欲求や感情にたどり着くためのワークなんですよ。
どちらも大切ですね^^