一人はみんなのために みんなは一人のために、
自分勝手はいけません、人のことを考えましょう。
と、学校で教わりました。果たしてそれは本当でしょうか?
悪い思想ではないけれど、唯一無二の価値観かどうかは分からないとは思いませんか?
でも学校で教わると、それが唯一無二の絶対的な価値観かのように植えつけられる。思想自体は浸透しているけれど身についているかといえば、、、疑問が残る。
現状はどうだろう?!
- いじめは減らない
- 競争意識、人と比較する意識も減らない
- 独占欲も生活レベル向上への望みも減らない
それでも
- 自分勝手はいけませんといい
- 空気を読みましょうといい
- 人のためを思わないのはいけないことと攻撃する人
- 人のために行動できない自分はダメ人間だと自責する人
- 子どもために一所懸命になれない自分がダメ親とレッテルを貼り
- 子どもために一生懸命しているから多少の体罰も当たり前と思う
なんだか変だと思いませんか?
マズローの欲求段階説
人のためにと考え動ける人は自己超越の段階の人だと言います。その理論から言うと崇高な思想のように思える。
自己超越段階・・・これはマズローが晩年にアジア人を観察していて思いつき、後付けで足した欲求段階です。
確かに人のことを思える人が世の中に増えると幸せな世の中になるでしょう。ですがそれは、マズロー理論から言うと全ての欲求が満たされた後の段階としてではないと無理ですよね。
人のために動いている職業とは?
人のことを思って人のために動いている人、、、といえば親も含めた援助職の人ですよね。なのにどうして援助職には過労死が多くて鬱や燃え尽き症候群など精神疾患にかかる人が多いのでしょう?
どうして人の世話をしている人の地位が低く賃金が低いのでしょう?
おかしいと思いませんか?
疑問に思ったことはありませんか?
本当に崇高か?!次回です。
The following two tabs change content below.
しなやかな軸で関係が築ける人になる
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子
最新記事 by 川西未来子 (全て見る)
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.3 - 2018年4月9日
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.2 - 2018年4月7日
- 反応は親の直感かもしれない:サインについてvol.1 - 2018年4月5日