【12】力を使うよりも教師も人間らしく

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しなやか自分軸講座では、親らしくよりも人間らしく!どこかの理想の親ではなく自分らしい親になるために軸対話メソッドを修得します。

力を使うよりも人間らしく対応した方が心が通じ合うからです。
それは教師も同じですし、心を伝えたい時と指導する時を間違えない方がいいですね。

 

しつけ強要言葉からアイメッセージへ

しつけ強要言葉

「おしゃべりをしている子どもを、教師は放課後、学校に残してしつけ(動詞)した」

*言い換えると

「授業中におしゃべりをするなんてありえない、自己規律がなっていないので、強制的に教え込まなければ!

 

この事例は本当に

  • 教え込まなければいけないことなのでしょうか?
  • 指導しないと生徒はわかっていないことでしょうか?
  • 生徒は授業中に話してはいけないことを知らないから話すのでしょうか?

 

どっちが困ってる?

授業中に話しをすると誰が困るのでしょうか?

授業の運営がしにくくて困るのは先生です。
授業が聞き取れなくて困るのは他の生徒です。

それぞれが困るということを伝えてもいいのではないでしょうか?

 

生徒アイメッセージ

「○○さんが話をすると先生の話が聞こえなくて残念です」

「・・・しんどいです」
「・・・・悲しいです」

もっと単純に

「先生の話が聞きた−い」

 

 

教師アイメッセージ

「○○くんが喋ると、皆に伝えたいと準備してきたことが伝わらないと思うと悲しいんだよね」

 

それとも、「・・・・悔しいんだよね」か、影響も「・・・無駄になる・・・」か、「・・・・面白くないと言われてるようで・・・」、とかまあそれぞれ個人的に何かイヤだと思ったことを率直に伝えた方が、授業運営に協力してもらえますよね。

 

授業運営に協力してもらう

授業内容が喋ることが惜しいほど魅力的であれば、誰も喋らないですよね。授業を面白くする工夫はしているのでしょうか?

それとも生徒が授業に参加できないほど困った問題を抱えていることを思い観察しているのでしょうか?

 

これら全て考えることを拒否して、教師という立場だけで力を使った対応は心が離れていくだけのように思うのは私だけでしょうか?!

 

 

親は学校に協力をする

「おしゃべりをしている子どもを、教師は放課後、学校に残してしつけ(動詞)した」

どう考えても先生が困っているのでしょう。

もしかしたら子供も困っているかもしれません。

それぞれに親はアクティブリスニングしてもいいですよね。

  • なぜ授業を妨げることをするのか?
  • 先生はどんな気持ちなのか?
  • 子どもが何か困った悩みを抱えていないか?

 

学校は学ぶ場です。
学ぶ場に対して親のあなたはどう考えているのでしょう?
親のあなたの価値観を再検討してもいいですよね。

子どもに何を学んで欲しいのでしょう

その場で対話できる機会を逃し、一方的に指導、説得することで何を学ばせたいのでしょう?子どもは学んでいるのでしょう?

 

こんな事例がありました。

 

私は中学2年生のとき、国語の授業中に一瞬だけ先生の話を聞いていませんでした。その直後に先生に指されて何も答えられませんでした。すると先生は他の子を指し、その子は答えて着席しました。その後チャイムが鳴るまで私はずっと立たされたままでした。
 釈然としない私は家に帰ってからついその出来事を母に話しました。すると母は担任の先生に電話をしたのです。担任の先生は、自分と国語の先生、私と私の母の4人での面談の機会を設けました。
 母が一番たくさん話していました。その次に司会役の担任の先生、国語の先生は言葉は少なく、悪いことをしました…のようなことをおっしゃっていました。私はまったく聞いているだけで、担任の先生に、国語の先生もこうやって謝っておられますよと促され、はい、もういいですとだけ答えました。
 話し合いの内容はほぼ覚えていませんが、私の記憶には強烈にいやな出来事として心に焼き付いています。

 

さて、あなたが私の母の立場だったらどうしますか?

次回です。

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しなやかな軸で関係が築ける人になる 人間関係改善コンサルタント しなやか自分軸研究所@所長川西未来子
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