親や教える立場で、対応を間違えないようにしようと思う場合、一般的には怒りや感情をコントロールしようとしますが、コントロールしようとしないほうがいいと、しなやか自分軸研究所では言っています。それはなぜでしょう?
怒りの対応はしにくい?!
相手がネガティブな場合、対応しにくいです。
人から怒りを向けられると、特に対応しにくいですよね。
怒っている人の言葉は、怒っているのはわかるけれど、何を言っているのか分からない、何をそんなに思って感情が高ぶっているのか分からない、ということがよくあります。
それと人から怒りを向けられると怖かったり、対応をどうしていいの分からなくなる場合、怒りを抑えて生きている方が多いです。
それは多くの人が、怒りを抑えて生きているからです。
温厚な日本人なら当たり前と言われそうですね。
しかし、怒りを抑えている人は余計に怒りから逃げたくなり対応ができません。
怒りについてはステップメールでもお伝えしていますが、怒りは二次感情です。
二次感情ということは、最初に感じた一次感情があるということです。
怒りの奥を感じることが大切
怒りは氷山の一角です。
水面下は深さ3キロにも及ぶと言われています。
それほど底の底の方に一次感情があります。
一次感情を見てください。
孤独感や無力感、疎外感や失望、これらの感情は自覚すると辛いのです。
だから、見ないようにしている人が大半です。
これは怒りを表面に出している人も怒りを出していない人も、同じように怒りを感じた底に一次感情が眠っています。
この一次感情を眠らしたまま、無視し続けていいものでしょうか?
相手が、この一次感情を口に出してくれれば、ずいぶん話を聞きやすいのです。
しかし多くの人は一次感情を口にせず、表面的な相手を攻める言葉を発します。
この説明をすることで
だから怒っている人を許しましょう。
と言っているのではありません。
怒っている人への対応が難しい理由
怒っている人への対応がしにくい理由。
それは、自分自身が怒りを抑えているか、感じないようにしている言葉が沢山あるので対応がしにくいのです。
抑えている言葉が沢山あるのに、それをなかったことにするかの勢いでコントロールするのは、無理があると思いませんか?
怒りの奥を感じることなく、コントロールしようとすると、益々怒っているへの対応ができなくなります。
もう無理をすることを辞めましょう!
ということを推奨しているのがしな軸です。^^
ならばどう対処するのか?!
感情をコントロールしようとしない方法とは何か?
次回、その意味と自分への利点をお伝えします。
今回も皆さんからのご意見等、コメントをいただけると嬉しいです(^^)
今回の記事を動画でもまとめましたので、ご覧ください。
おまけ
無理をするのを辞めよう!と推奨しているのがしな軸なのですが、しな軸と出会って新たな無理をしようとする人がいます(;^ω^)
だからこそ、個人コンサルや仲間との意見交換で、その部分に徐々に気づき、肩の力を抜いていってもらっています。
それほど私たちは、「頑張ること」を強いられてきたのかもしれませんね。
講座のお知らせ
2018年4月19日(木)10~13時
2018年5月12日(土)10~13時
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私は、教える立場でも、教えられる立場でも怒りを経験しました。
最初は、怒りを我慢しましたが、だんだん孤独になって行く。
だから、なぜ孤独になったを感じたかも含めて吐き出しましたが、相手には攻撃されたと受け取られ、相手からの無視に至りました。
吐き出すのがまずかったのでしょうか?
まゆみさん、
孤独と感じる自分の状況をできるだけ詳しく言った。
だけど伝わらず心は離れ、余計に悲しい思いをした。
吐き出すことは良くなったのではないか?
私の言い方はまずかったのではないか?
と、思い始めているんですね。
まず吐き出しワークは自分の中だけでするものです。
相手に伝えるときは本音にしますが、その本音とはどのようなものが本音なのか?!これが重要です。
その説明は数個後のメール講座でしますので、それまでどのような言葉を発したのか思い出しておいてください。