聞くことが表現を与えるとは?事例で説明します
聞くは表現を与えるという意味と、事例の答え合わせをします。
前回の事例、覚えておられますか?
この場面でどう声をかけましょう?
困っているのは子どもです。
スキル的には、
【繰り返す】
食べたいんじゃない
【言い換える】
こんなの食べたくない
他のものが食べたい
【気持ちを汲む】
苛立ってる、自暴自棄
むしゃくしゃしてる
といったことで、よくわからない気持ちを、あれかな?これかな?と言葉をかけてみるのです。
私たちも初めての経験や体験では、感情や自分の状態を的確に表現できない時がありますよね?
医者の問診も、相手に表現を与えています
もう少し身近で、誰もが経験していそうな事例で説明しますね。
例えば、お腹が痛いと病院に行った時、医者がこう言います。
どんな風に痛みますか?
そして、更にこんな風に言葉をかけてくれます。
押した時に痛みますか?
離した時ですか?
ズキズキしますか?
シクシク痛みますか?
響くような痛みですか?
こんな風に問いかけられると、どうでしょう?
「あっそれそれです!」と言えますよね(^^)
相手に表現を与える、アクティブリスニング
話を聞くということは、表現を一緒に探るような、与えるような感じです。
いかがでしょう?
少し、人の話を聞いてみようかな。
と思えてきましたか?
これも難しい時には他の方法もあります。
コメントで、あなたの意見を聞かせていただけると嬉しいです(^^)
今回の記事を動画でもまとめましたので、ご覧ください。
おまけ
お医者さんの話は「わかるわかる!」という声が結構あります。
あなたはどうでしたか?
このように、私たちは自分の心も、身体の状態も伝える言葉を多く持ち合わせていません。
それによって、更に表現に制限がかかっています。
お医者様は専門家だからこそ、ああかな?こうかな?と聞くことができます。
起こるであろうことを、知っているからです。
だから、あなたが自分の心の専門家になればなるほど、相手の心を聞けるようになるのです(^^)
それほど、私たちは多くを経験し、実はいろいろと感じているのです。
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