しなやか自分軸初心者に優しい「実況中継聞き」「実況中継伝え」
- どっちが困っているかも分からない。
- どっちも困っている状態のようにしか思えない。
- ここは何か言っておきたい。
そんな時、軸対話では「実況中継聞き」と「実況中継伝え」を推奨しています。^^
もう何も分からない、おそらく相手は困っている、でもその言葉が出てこない…。
そんな時に実践してもらっています。
実況中継というのは、スポーツ観戦などでアナウンサーが様子や選手の気持ちを代弁していたりしますよね。
そんな聞き方・伝え方です。
「実況中継聞き」「実況中継伝え」を見てみましょう
「実況中継聞き」「実況中継伝え」を、食卓を囲む家族の風景で、ご説明します。
例えば、あなたがお父さんだったとします。
食卓を囲む中、それは突然起こりました。
ガッチャーンとお皿の割れる音が響いたのです。
見ると、おかずごとお皿が床に落ちていました。
この時お父さんは、お父さんが驚いた感情も含め、実況中継聞き・実況中継伝えを行いました。
おおおービックリした!
急におかずが落ちたぞ、
めっちゃ、怒ってるやん、
そんなにイヤやったんや
お母さん、一生懸命作ったものが落ちて、オロオロしてるわ、ああ悲しいんやな。
でもよう見ると、息子が困ってそうやな。
イヤなもんが出てイラっとしたんかな
こんなもんじゃない。
物に八つ当たりしたいほどの何かがあったんかな?
何か分からへん、イライラがあるんかな?
うまくいかないジレンマがあるんかな?
なんやろな…?
あれ、悲しいのか…。
と、伝えているうちにそれぞれの心が落ち着き、「実は…」と息子さんは口火を切りました。
中学受験の受験勉強がうまく進まないこと。
受験勉強がうまく進まないことで起きた、お母さんとのバトル。
友達同士とのこと。
そういった色々なことがあって、しんどい時に、また嫌いな物を出された、誰も気持ちをわかってくれない!
と思って悲しくなった。
ということだったそうです。
食べたくないのは食べたくないけれど、食事そのもののことが伝えたかったわかけではなかったんですよね。
心のベクトルを、相手の心に向けることで、心が通じ合う
親が子どもの心を知りたいと、気持ちのベクトルを子どもの心に合わせて聞こうと、言葉にして表現することで、心の通い合いが始まります。
ではここから、沢山ある聞く効果の一部を紹介します。
皆、表現の仕方がわからない、それに尽きると思いませんか?
コメントで、あなたの意見を聞かせていただけると嬉しいです(^^)
今回の記事を動画でもまとめましたので、ご覧ください。
おまけ
しなやか自分軸の学びはじめすぐに、今まで聞けていなかったということを伝えます。
それに衝撃を受ける方も、少なくありません。
しかし私たちは、聞く方法なんて学んでいませんし、きちんと聞いてもらえたという体験もほぼしていません。
ですからいきなりアクティブリスニングを!と頑張ったところで、余計に関係がこじれたり、できない自分に落ち込んでしまったりします。
まずは、できるところからできることを始めたらいいんです。
講座のお知らせ
2018年4月19日(木)10~13時
2018年5月12日(土)10~13時
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