自分を好きにならなくちゃ!自分のことが好きになれない自分はダメ、、、自分のことを好きな子どもに育てよう!と自分好きがもてはやされておりますが、、、なんだか変だと思いませんか?自分のことを好きじゃないとできないことが本当にあるのでしょうか?なぜこんなことが起っているのでしょう?
自分が好きだとなんでもできる!?
- 自分を好きだと自信を持って行動できる
- 自分が好きだと失敗が怖くない
- 自分が好きだと人も怖くない
- 自分が好きだとなんでも挑戦しようと思える
- 自分が好きだと人のことが許せる
- 自分が好きだとなんでも受け入れることができる
と、自分好きは万能選手のように言われます。
間違いではないだろうけれど、、乳幼児が歩こうとしたり、なんでも噛もうとしたり意欲的なのは、、、、果たして自分好きだからでしょうか?
あなたは歩いていますか?
もし歩いているとすれば、、、
これはあなたにも経験のあったことですよ^^
変ですよね。 お気付きですか?
自分好きがもてはやされるのは欲求に段階やレベルを作ったことに関係していると思われます。
欲求に低次も高次もない
欲求に低次や高次の差があるわけではなく、欲求は自らの力で満たせることと誰か他人の協力を必要とするものがあるという区分けが必要なだけです。
欲求に低次や高次というレベルの差がついたのは、おそらくマズローの欲求段階説を見た人が、徐々に満たしていくということを上のレベルに行くほど難しくレベルが高いと考えたのでしょう。そしてその表現も低次と高次としたものだから、、、なんだか高次の方が高級感がありますよね。でも徐々に満たしていくことが大切だと言っただけで、レベルの差を言ったわけではないと思うのです。
それとこの表を見た人も勘違いをします。
ピラミッドの上の方が崇高な感じがしますよね。
そして説明も、下よりも上の段階を意識した方がドミノ式で下が満たされていくと考えるようです。
本当かな〜!?
欲求の器が違う
ただ器の大きさが違うだけですよね。
と言ったのが、グラッサー博士でした。
生存も愛所属も自由も楽しみも力価値もどれも並列。
それぞれ大きさが違うだけです。
そして軸対話を実践すると大きさも変わります。
どれがいいとか悪いとか、
何が良くて何が良くないなどということはありません。
器が違うのです。その容量も自分で選べます。^^
興味関心ごとの違いは大きく3つ
ある個性診断では興味の違いだと言っています。
興味関心事が産まれながらにして違い性格が違って来るそうです。
大きく分類して3つ、あとは組み合わせで48種類ぐらいの区別があるようです。
その3つは人、数字、自分。
数字というのはお金や達成数値目標に興味のある人、
人というのは主に人に興味のある人、
自分というのはどれだけ自分が目立つことに興味があるか、
という違いがある。と言われている個性診断があります。
要は人が関心を持つことに高次も低次もなく、欲求が違う、それだけです。それだけですが、欲求が明確ではないがために、多くの人が迷ったり行動できずに苦しんでいるのです。私たち親は人を育てる立場です。子どもの欲求が明確になるようにサポートしたいと思いませんか?
そのヒントが普段の会話を大切にする軸対話にあるんですよ^^
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